「古典の日文化基金賞」創設しました!

 

 

■ 趣旨

2008年11月1日、京都で開催された源氏物語千年紀記念式典において、平成の天皇・皇后両陛下のご臨席の下「古典の日」が宣言されました。「人間の叡智の結晶であり、人間性洞察の力とその表現の美しさによって、私たちの想いを深くし、心を豊かにしてくれるもの。いまも私たちの魂をゆさぶり、『人間とは何か、生きるとは何か』との永遠の問いに立ち返らせてくれるもの。それが古典である。(「古典の日宣言」より)」『源氏物語』や『枕草子』だけが古典ではありません。北海道には「ユーカラ」があり、沖縄には「組踊」があるように、地域の風土と歴史に根差した芸能、文学、工芸、祭事等、多彩で豊かな古典文化が存在します。それは時と所を超えて未来への尽くせぬ知恵の源泉ともいえます。「古典の日文化基金賞」は古典の概念を「我が国において創造され、また継承された古来の文化的所産」とし、生活文化の分野まで授賞対象を幅広くとらえ、その研究・普及・啓発活動に取り組む個人、法人、団体を顕彰します。

 

日本の古典文化振興に陰に陽になって活躍されている皆さんからの自薦、他薦のご応募をお待ちしています。

「古典の日文化基金賞」のご案内(PDF形式)
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■ お問い合わせ先

古典の日文化基金賞顕彰委員会事務局
〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78 番地 京都経済センター3階
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー内
TEL:075-353-3060/FAX:075-353-3055
E-mail:kotennohi@hellokcb.or.jp

 

■ 会長挨拶

古典の日文化基金賞顕彰委員会
会長 村田 純一

「古典の日文化基金賞顕彰委員会」会長の村田純一です。ご縁があって、2008年の「源氏物語千年紀」以来、微力ながら古典文化の普及に努め、2012年には「古典の日に関する法律」も制定されましたが、古典というと堅苦しく難しいものという先入観が未だに拭いきれず、残念ながら、今一つ国民的な広がりにまで至っていません。近年、大学でも古典文学を学ぶ学生が減り続け、次世代の日本文化を担う若者たちの古典離れが危惧されています。
昨年、古典の日推進委員会発足10周年を迎えるにあたり、同じ思いを持つ芳賀徹先生(誠に残念ながら2020年2月20日にご逝去されました)からご示唆をいただき、また、平素から古典の日について深いご理解をたまわっている彬子女王殿下を名誉総裁にお迎えし、全国各地で古典文化の研究、普及、啓発活動に取り組む人たちを顕彰し、励ますための賞を設立することとしました。
私はこの賞のあり方を、分かりやすく「三つの分野、三つの活動、三つの目標」といたしました。
まず「三つの分野」ですが、日本の古典文化を「文学・思想」の分野、「伝統芸能・音楽」の分野、「美術・生活文化」の分野の三つに分け、それぞれのジャンル毎に顕彰いたします。優れた伝統文化としての古典の枠組みを、できる限り広げてゆきたいという趣旨です。
次に、「三つの活動」ですが、本来の「研究活動」の他に、普及活動、啓発活動を掲げています。古典を身近な、親しみのあるものとして広げていく「普及活動」、そして、児童・生徒・学生など、次世代の若者たちへ古典のすばらしさを伝えるための「啓発活動」です。
最後に「三つの目標」です。まず、第1番目は、「11月1日・古典の日の更なる全国展開」です。次に、2番目の目標は、「誰もが身近に親しめる古典」の在り方を目指します。そして3番目は、「優れた古典の次世代への継承」に努めます。以上が三つの目標です。
第1回「古典の日文化基金賞」授賞式は来年令和3年9月3日に京都で開催され、以降、毎年9月3日に開催されます。9月3日としましたのは、「授賞式は日本の古典のゆかりの日に」という名誉総裁彬子女王殿下の意向からでした。源氏物語に憧れたことで知られる菅原孝標の娘の更級日記は、1020年(寛仁4年)9月3日から始まります。その日、13歳の少女は憧れの源氏物語を読むために、生まれ育った東路の地の果てから、憧れの都に向かって旅立つのです。
それから千年、この9月3日が11月1日に並ぶ「古典の日」の第2のメモリアルデイになればと思います。
古典は『源氏物語』や『枕草子』だけではありません。北海道の「ユーカラ」から沖縄の「組踊」まで、優れた民族の遺産ともいうべき古典が全国に存在します。この賞が、日本人の叡智の結晶であり、日本人の美意識の源泉ともいえる古典の普及、活性化に役立つことを願い、日本の古典文化振興のために力を尽くしている全国の皆様の励みとなる賞でありたいと念じています。

 

なぜ9月3日?

 

「ねぇ、ねぇ、もっときかせてよ」

タイトル:「山本容子と姫君たち」より「行火」
技法:ソフトグランドエッチング、手彩色
用紙:和紙、雁皮紙刷り
制作年:2009年
イメージサイズ:30×20mm

菅原孝標女が書き記した『更級日記』の冒頭である。彼女が生まれたのは、寛弘五年(1008)、藤原公任が「若紫やさぶらふ」と紫式部に声をかけた年である。『更級日記』は父の任国、上総国から京に門出するところからはじまる。上総国で育った少女は、姉や継母から『源氏物語』をはじめ数々の物語を話してほしいとせがむが、思うように思い出して話してくれることができないじれったさを感じ、薬師如来に「早く京都に帰らせてください。ある限りの物語をたくさん読ませてください」と祈った。とうとう念願が叶って都に行く門出が9月3日。『源氏物語』を昼夜を問わず読みふける希望にあふれた幕開けです。菅原孝標女、十三歳の頃。

 

■ 組織図

主催:古典の日文化基金賞顕彰委員会
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
後援:京都府・京都市・NHK
協力:文化庁 地域文化創生本部・古典の日推進委員会

 

■ 「古典の日文化基金賞顕彰委員会」設置要綱

(趣旨)
第1条 11月1日が古典の日として制定されたことを記念し、日本の古典文化の研究・普及・啓発活動等に貢献した個人、法人、団体を顕彰し、古典の日の推進に寄与することを目的として、「古典の日文化基金賞(以下「文化基金賞」という。)」を創設する。

(実施体制)
第2条 文化基金賞を主催し、実施するため、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー定款第35条に基づき、「古典の日文化基金賞顕彰委員会(以下「顕彰委員会」という。)」を設置する。

(顕彰委員会の構成)
第3条 顕彰委員会に会長を置き、名誉総裁、顧問及び委員若干名を置くこととし、会長が委嘱する。 
2 会長は古典の日推進委員会の村田純一会長とする。

(選考組織)
第4条 被表彰者を選考するため、「古典の日文化基金賞選考委員会(以下「選考委員会」という。)」を設置する。

(選考委員会の構成)
第5条 選考委員会に、委員長を置き、選考委員会委員は5名以上10名以内とし、会長が選任、委嘱する。

(候補者情報調査会の設置)
第6条 選考委員会内に自薦、他薦の応募者の他に、独自の候補者を推薦する候補者情報調査会(以下「調査会」という。)を置く。
2 調査会は候補者の事前調査と必要に応じてヒヤリング等を実施する。

(調査会の構成)
第7条 調査会に座長1名を置き、調査会委員は3名以上5名以内とし、座長が選任し、会長が委嘱する。
2 座長は、古典の日推進委員会の山本壯太ゼネラル・プロデューサーとし、 会長が委嘱する。

(任期)
第8条 役員及び各委員の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。
2 役員及び各委員の任期が満了となった場合において、役員及び各委員並びに会長から特段の申し出がない場合は、その任期は、自動的に更新されるものとする。

(被表彰対象者)
第9条 「古典の日に関する法律」第2条に定義された古典の研究・普及・啓発活動に参画する個人、法人、団体を対象とする。
2 活動の拠点は日本国内外を問わないものとする。

(表彰分野)
第10条 表彰は、次の3分野に分けて募集、選定を行うこととし、応募方法
及び期間等については別に定める。
(1)[文学・思想分野] 文学、哲学、学術、思想,宗教ほか
(2)[伝統芸能・音楽分野] 伝統芸能、演芸、演劇、舞踊、音楽ほか
(3)[美術・生活文化分野] 美術、工芸、生活文化、祭事、その他の文化芸術

(賞の授与)
第11条 文化基金賞は、毎年、第10条に掲げる3分野ごとに、正賞と副賞賞金100万円を授与する。

(財源)
第12条 文化基金賞の実施について必要な財源として「古典の日文化基金積立資産」を設置し、事業推進に充当するものとする。

(庶務事務)
第13条 文化基金賞の庶務事務は古典の日推進委員会事務局において行う。

(その他)
第14条 この要綱に定めるもののほか、文化基金賞の表彰に関し必要な事項は、顕彰委員会会長が別に定める。

(附則)
この要綱は、理事会の議決の日(令和2年3月2日)から施行する。

 

■「古典の日文化基金賞」寄附金募集要項

1.事業目的
本寄附金の募集は、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー定款第4条第1号に規定する公益目的事業である「文化・芸術の普及向上事業」の適正かつ円滑な推進に資することを目的としています。

2.寄附金の使途
「古典の日」の推進に寄与し、日本の古典文化の研究・普及・啓発活動等に貢献した個人、法人、団体を顕彰する「古典の日文化基金賞」を設置し、運営するために使用させていただきます。

3.寄附金の募集期間
随時

4.寄附金額
3,000円以上任意

5.申込方法
所定の寄附申出書にご記入の上、次の宛先まで郵送、FAXまたはEメールでお申し込みください。

【申込受付・送付先】
〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー内
古典の日文化基金賞顕彰委員会事務局
Tel. 075-353-3060 Fax. 075-353-3055
Mail: kotennohi@hellokcb.or.jp

6.振込方法
寄附金は次の金融機関の口座にお振込み下さい。
(振込口座)
三菱UFJ銀行 京都支店 普通預金 口座番号3028284
口座名義 公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
理事長 村田純一

7.受領書の郵送
寄附申出書及び寄附金を受領後、寄附金受領書を郵送いたします。

8.寄附金に対する税制上の優遇措置
当財団は、公益財団法人の認定を受けております。当財団に対する寄附金には、税制上の優遇措置が適用されます。詳細は管轄の税務署または税理士までご相談ください。寄附金控除等の確定申告の際には、当財団が発行する受領書が必要となります。受領書は再発行できませんので、大切に保管くださるようお願いいたします。

「古典の日文化基金賞」寄附金募集要項(PDF形式)

 

■ 「古典の日文化基金賞」公募ポスターデザインについて

 

 

コンセプト:王朝のみやび「料紙」をモチーフにデザインした。

色彩と文様の粋をこらした「料紙」に、和歌を流麗なかな文字で書いた「三十六人歌集」の冊子は、王朝のみやびを集約した遺品といえる。料紙は、色彩の異なる紙を「切継」(きりつぎ)、「破継」(やぶりつぎ)の技法を用い、色をずらして繋ぎ重ね、模様を創る方法である。直線と曲線、色彩が相まった美しい線と面の構成は実に斬新で現代の抽象絵画に通じるものがある。想像力を働かせば、それは雲、山、川、霞にも見え和歌の世界を奥行きのある豊かなものにしてくれる。

2020.7.1 デザイン:久谷政樹

 

■ 「古典の日文化基金賞」マークデザインについて

 

 

唐草模様は蔓草(つるくさ)の茎(くき)や葉が絡み合って曲線を描く文様である。生命力が強く途切れることなく蔓を伸ばしてゆくことから「繁栄・長寿」などの意味があり縁起のいい文様として古くから人々に親しまれてきた。唐草文様は古代エジプトやメソポタミアで生まれギリシャ、ローマ、シルクロードを経て、飛鳥時代に日本に伝わったといわれている。「古典の日文化基金賞」のマーク制作にあたりモチーフを創造上の「雲唐草」、夢と品格を感じる表現とした。

 

◯久谷政樹のプロフィール
1940年京都生
グラフィックデザイナー

京都造形芸術大学名誉教授
(公財)日本文化藝術財団理事
(公社)京都デザイン協会監事
(一社)総合デザイナー協会理事

【賞歴】
1982年 ブルノグラフィックビエンナーレ銀賞(チェコスロバキア)
2019年 平成30年京都府産業功労者表彰
国内および国際的な賞、多数
国内外での展覧会出品と個展、多数

【古典文化に関わる主なグラフィックの仕事】
2008年「源氏物語千年紀」公式ポスター及びロゴマークデザイン
2009年「個展の日」ロゴマーク・キャラクターデザイン
2011年「古典の日」公式ポスター及びロゴマークデザイン
2014年「琳派400年記念祭」公式ポスター及びロゴマーク・キャラクターデザイン
2017年「古典の日法律制定5周年」公式ポスターデザイン

【パーマネントコレクション】
ワルシャワポスター美術館(ポーランド)
ヨーク大学(カナダ)
ラハチポスターミユージアム(フィンランド)
コロラド州立大学(USA)
ミュンヘン国立美術館(ドイツ)
ロンドン大学(インドネシア)
ブルノモラヴィアギャラリー(チェコ)
ウランバートル国立現代美術館(モンゴル)
ブランデンブルグ美術館(ドイツ)
京都工芸繊維大学美術工芸資料館(日本)
西安ユーラシア大学(中国)
西安建築科技大学建築学院(中国)

 

■ 第1回「古典の日文化基金賞」の募集について

Ⅰ. 募集対象
古典の日文化基金賞は、日本の古典文化の研究・普及・啓発活動に貢献された国内外の個人、法人、団体を対象とします。
①古典の深い研究と実践活動 ②古典の幅広い普及活動 ③古典の若者への啓発活動、を評価選考の三本柱とします。

◇対象となる古典の定義
贈賞の対象となる「古典」の定義は、2012年9月5日に公布・施行された法律第八十一号「古典の日に関する法律」に定められた規定によります。「第二条この法律において、「古典」とは、文学、音楽、美術、演劇、伝統芸能、演芸、生活文化その他の文化芸術、学術又は思想の分野における古来の文化的所産であって、我が国において創造され、又は継承され、国民に多くの恵沢をもたらすものとして、優れた価値を有すると認められるに至ったものをいう。」

Ⅱ. 賞の種類
古典の日文化基金賞は、文学・思想分野(文学、哲学、学術、思想、宗教ほか)、伝統芸能・音楽分野(伝統芸能、演芸、演劇、舞踊、音楽ほか)、美術・生活文化分野(美術、工芸、生活文化、祭事、その他の文化芸術)の3分野を対象とし、それぞれの分野毎に1件の賞が贈られます。

※2020年2月20日にご逝去されました古典の日推進よびかけ人 芳賀徹先生の古典文化推進活動に敬意を表し、初年度のみ応募の3分野の中から「芳賀徹記念・古典の日宣言特別賞」(分野不問)を設けます。
※該当事業がない場合は、賞の授与を見送ります。

Ⅲ. 第1回募集方法

1.募集期間
2020年9月3日(木)~2021年4月30日(金)(必着)

2. 応募方法
自薦・他薦を問わず、所定用紙に必要事項を記入し、宛先に「古典の日文化基金賞」と記入の上、郵送または持参してください。
※メールからもご応募いただけます。(kotennohi@hellokcb.or.jp)
件名を「古典の日文化基金賞応募」としてください。
メールからご応募いただく場合は、下記3にあたる資料は郵送または持参してください。

【提出先】古典の日文化基金賞顕彰委員会事務局
〒600-8009京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター3階
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー内
受付時間平日(土曜・日曜・祝日除く)
9:00~12:00/13:00~17:00(12:00~13:00の間は対応できません)

3. 添付書類
研究・活動概要がわかる書類及び審査の参考になる資料(出版物・DVD・パンフレット等)を添付してください。審査にあたり追加資料の提出をお願いする場合があります。

4. 応募費用
応募に際して、参加費、手数料等は一切かかりません。但し、応募書類の郵送料は応募者の負担とさせていただきます。

5. その他
・提出いただいた応募書類は返却いたしません。
・応募書類に不備がある場合は、審査対象から除外する場合があります。
・事前調査にあたり、書類内容の確認や質問など事務局から応募者または推薦者に対して連絡させていただくことがあります。このため、事務局からの連絡に適切な応対がされない場合や一定期間連絡が取れない場合には、審査対象から除外する場合があります。
・受賞者発表前の候補者に関するお問い合わせや、選考状況に関するお問い合わせには、一切お答えできません。
・受賞された取り組みにつきましては、授賞式及びホームページ、パンフレット、マスコミ等で公開するとともに、各種事業へのご協力をお願いすることがあります。

Ⅵ. 選考方法
◯事前調査
応募、推薦のあった書類について事前調査をします。必要に応じて、ヒアリングや現地調査を実施することがあります。

◯選考委員会
選考委員会において受賞候補者を合議により選考し、その結果を顕彰委員会に答申します。

◯顕彰委員会
選考委員会から答申のあった選考結果を踏まえ、顕彰委員会が最終決定します。
※選考結果は、ホームページなどで発表するとともに、文書により応募者または推薦者に通知します。

Ⅴ.賞の内容
受賞者には、古典の日文化基金賞顕彰委員会会長から、正賞(賞牌)と副賞(賞金)が授与されます。
◇正賞(賞牌)賞牌は、受賞者の栄誉をたたえ、古典の日のポスターやロゴ・キャラクターのデザインを手掛ける久谷政樹氏によってデザインされました。
◇副賞(賞金)各分野ごとに100万円

Ⅵ.授賞式
2021年9月3日(金)於:金剛能楽堂 ※授賞式の詳細は追って公表します。
受賞者又は受賞団体の代表者を京都に招待して授賞式を行います。やむを得ない事情がない限り、授賞式にご出席していただく他、受賞記念講演の実施もお願いする予定です。

Ⅶ.その他
◇応募者または推薦者は、手続き終了後、応募または推薦を取り下げることができます。この場合、応募者または推薦者は文書により主催者に連絡しなくてはなりません。
◇受賞の取り消し受賞発表後でも、虚偽の事実や本賞の名誉を毀損する事実があった場合は、顕彰委員会において協議の上、賞を取り消すことがあります。この場合、受賞者は賞状及び賞碑、賞金を返還しなければなりません。
◇個人情報の取り扱い「応募者及び推薦者についての個人情報保護方針」に則り、管理及び利用を行います。

 

■「古典の日文化基金賞」応募者及び推薦者についての個人情報保護方針

古典の日文化基金賞顕彰委員会、選考委員会、候補者情報調査会は、個人情報保護法の趣旨に基づき、以下の通り応募者及び推薦者から提供された個人情報の適切な取り扱いと管理に努めます。
Ⅰ.応募者及び推薦者から提供いただきました個人情報は、古典の日文化基金賞の実施、選考、受賞者の発表にのみ利用いたします。
Ⅱ.応募者及び推薦者から提供された個人情報のうち、受賞者以外の個人情報は、選考期間終了後5 年間、古典の日文化基金賞顕彰委員会事務局において保管し、その後、廃棄いたします。
Ⅲ.応募者及び推薦者から提供された個人情報は、適切な管理をし、これを維持します。
Ⅳ.古典の日文化基金賞顕彰委員会は、応募者及び推薦者から提供された個人情報をあらかじめ本人の同意を得ることなく、選考委員会、候補者情報調査会以外の第三者に提供することはありません。ただし、個人情報保護法第23 条の各項に該当する場合には、第三者へ提供することがあります。

 

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■ 応援メッセージ

古典の日文化基金賞顕彰委員会
名誉総裁 彬子女王殿下

このたび、古典の日文化基金賞が創設されますことを心からお慶び申し上げます。
源氏物語千年紀を記念して、古典の日が2008年11月1日に定められてから、10年以上が経過いたしました。毎年開催されます古典の日フォーラムや朗読コンテスト、多くの関連講演会、図書館などでのイベントを通して、古典の奥深さやおもしろさが、少しずつではありますが、人々の心に浸透し始めていることを感じております。
古典への入口は様々なところに存在しています。古典というと、近寄りがたいもののように思われる方も多いかもしれませんが、原文をいきなり読むのが難しくても、漫画で読むと急に身近なものに思えてきます。歌舞伎を観に行ったら、その物語に興味を持たれる人もいるでしょうし、華やかな衣装に目を引き付けられる人もいるでしょう。それを演じる歌舞伎役者が描かれた浮世絵へと思いが及ぶ人もいるかもしれません。
古典とは、古い時代に作られたものでありながら、それを愛した人たちの手と思いによって、現代にまで伝えられてきたものです。古典の日文化基金賞が、古典を更に現代から未来へとつなぐ一助となり、その活動をしておられる多くの方々のお力となりますことを願っております。

 

裏千家 前家元
古典の日文化基金賞顕彰委員会 
顧問 千 玄室

この度、古典の日推進委員会 村田純一会長のご発案により『古典の日文化基金賞』が創設されましたこと、古典の日よびかけ人代表として嬉しく、また心強く存じます。この『古典の日文化基金賞』は、日本の古典文化の研究・普及・啓発活動等に貢献した個人、法人、団体を顕彰し、『古典の日』の更なる推進に寄与するために創設されました。国内外を問わず『古典』についてあらゆる活動を顕彰し、賞賛する素晴らしい機会となり、多くの人々の励みとなることでしょう。現代人は文明の発達、科学技術の発展により物質的な豊かさを手に入れましたが、『古典』とは心を豊かにするものであります。古典により、自然との共生、もののあわれ、日本人古来の文化『情』を学ぶことができます。『古典の日文化基金賞』が、『古典』を通して、世界中の人々の心を豊かにする、そんな素晴らしい社会を創造する一助となることを祈念いたします。

 

作家   
古典の日文化基金賞顕彰委員会
顧問 瀬戸内寂聴

この度、古典の日推進委員会村田純一会長のご厚志により、「古典の日文化基金賞」が設立されましたこと、心より嬉しく思います。その国に誇るべき古典があるということは、その国の成立の歴史の深さと、国民の文化度の高さを象徴するものです。古典とは、文学、音楽、演劇、伝統芸能、演芸等、その国に古来から伝わっている文化的遺産を示す、すべてです。幸い日本には、古来から伝わった多くの文化的遺産が、あらゆる文化の面で香り高い華を咲かせ、国民は知らず知らずのうちに、古典の香気を身につけ、世界に誇る高尚な人格を形成しています。今、ともすれば忘れられがちな、これら古典の分野において、陰に陽に活躍する人達を顕彰するこの賞は、敗戦後、武器を捨ててしまった日本が、世界の国々と対等につきあえるための、文化力を蓄える大きな一助になるものと確信しています。

 


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