古典の広場アカデミア

「古典の広場アカデミア」開講にあたって

古典の日アカデミア 
塾長 冷泉 為人

 公益財団法人時雨亭文庫理事長の冷泉為人です。この度、「古典の広場アカデミア」の塾長をお引き受けすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 平成20年11月1日、源氏物語千年紀記念式典において、天皇皇后両陛下御臨席の下、「古典の日宣言」が高らかに発せられました。宣言では「古典は人間の叡智の結晶であり風土と歴史に根ざしながら時と所をこえて広く享受されるものであり、今に至るまで私たち一人ひとりが生きるための指針を示してくれるもの」とされています。

 古典は源氏物語や枕草子だけではありません。
また、モーツアルトやシェークスピアだけでもありません。
地域が生み、育て、継承してきた多様で個性的な文化。地方にこそ日本の多様な文化が生き続け、その最高のものとしての古典が全国各地に存在します。

 私ども「古典の日推進委員会」は、平成21年に京都で発足しました。そして、一昨年、「古典の日に関する法律」制定5周年を契機に、ホームページ上で「古典の広場」を開きました。「古典の広場」は全国で古典にかかわる活動(文学・音楽・美術・伝統芸能・生活文化など幅広い文化ジャンルで)されている団体及び個人の皆さんが集うネット上の広場です。

 この度、この広場に「古典の広場アカデミア」を開講することとなりました。広場に参加された皆さんから要望のあった、京都の文化人と日本各地の文化人の活発な交流をめざす、ネット上の学園です。京都在住の幅広い文化人の皆様に呼びかけたところ、現在、82名の多くの皆様から賛同を得ることができ、講師として参画いただけることになりました。

 私ども「古典の広場アカデミア」は、地域の持つ文化の最高峰である古典に誇りを持ち、様々なジャンルで文化活動をされている全国各地域の文化団体、個人の皆様との素敵な出会いをお待ちしています。

二〇一九年四月一日

講師をお願いする流れ

[STEP1]
 お問い合わせフォームinfo@kotennohi.jpから希望される講師(講師リスト参照)及び開催概要(テーマ、開催日時、会場、対象者、規模、予算など)をお知らせください。

[STEP2]
 開催概要の詳細をお伺いしながら、ご希望の講師についての情報や、もしくは計画・主旨にあわせた講師の提案などをさせていただきます。
〈※1〉オファーがあった時、まず以下の条件を提示いたします。
1.講演、講師料
 基本の講演料をお伝えします。
2.交通費及び宿泊費については、主催者でご負担いただきます。その他講師によっては、別途経費(グリーン車、随行員の同行、講演に係る楽器・備品等の運送料、昼食等の手配、他)が必要となる場合があります。

[STEP3]
1.[STEP2] 〈※1〉の条件が原則的に合意した時、当委員会からご希望の講師に開催概要等をお伝えし、依頼、交渉を行います。ここまでは、当委委員会が責任を持って進めさせていただきます。
※上記の件につきまして、紹介料等の一切の経費は発生しません。
2.講師からの承諾が得られた時点で、会員の皆さまに事務手続きを引き継がせていただきます。

[STEP4]
1.講演料及びテーマや交通スケジュール、会場での必要となる準備物など、詳細につきましては、講師と主催者が直接調整を行っていただきます。
2.講師及び主催者都合によるキャンセルがあった場合等につきましても。双方の親身な対応にお任せすることになります。

[STEP5]
 講演会等終了後、形式は自由ですので、報告書及び感想をご提出ください。

講師リスト

ジャンル お名前 肩書 専門 拠点
金剛 永謹 金剛流宗家、公益財団法人金剛能楽堂財団理事長 シテ方金剛流能楽師 京都
金剛 龍謹 金剛流若宗家、公益財団法人金剛能楽堂財団理事 シテ方金剛流能楽師 京都
片岡 九郎右衛門 社団法人京都観世会会長、公益財団法人片山家能楽・京舞保存財団常務理事 シテ方観世流能楽師 京都
天野 文雄 京都造形芸術大学舞台芸術センター所長 能楽研究 京都
京舞 井上 八千代 人間国宝、京舞井上流五世家元 京都
畑 正高 株式会社松栄堂代表取締役社長 京都
茶道 千 宗左 表千家十五代家元 京都
茶道 千 宗室 裏千家十六代家元 京都
茶道 千 宗守 武者小路千家十四代家元 京都
茶道 藪内 紹由 古儀茶道藪内流十四代家元 京都
煎茶道 小川 後楽 小川流煎茶七世家元 小川流煎茶 京都
華道 大津 光章 京都いけばな協会相談役 京都
華道 中野 恭心 京都いけばな協会相談役 京都
華道 池坊 専好 華道池坊次期家元 京都
華道 笹岡 隆甫 華道「未生流笹岡」家元 京都
宗教 山折 哲雄 宗教学者 宗教史、思想史 京都
宗教 川崎 純性 六波羅蜜寺住職 京都
宗教 鳥羽 重宏 城南宮宮司 京都
文学・歴史 朧谷 寿 同志社女子大学名誉教授 日本歴史学者 京都
文学・歴史 福嶋 昭治 京都橘大学文学部教授 平安時代文学、国文学史 京都
文学・歴史 山本 淳子 京都学園大学人文学部教授 平安朝文学研究者 京都
文学・歴史 吉海 直人 同志社女子大学教授 平安文学 京都
文学・歴史 小林 一彦 京都産業大学文化学部京都文化学科教授、同日本文化研究所長 日本古典文学、和歌文学、中世文学 京都
文学・歴史 浅見 和彦 成蹊大学文学部教授 中世日本文学研究者 京都
文学・歴史 植木 朝子 同志社大学副学長 中世日本文学・中世芸能 京都
文学・歴史 荒木 浩 国際日本文化研究センター教授 国文学者、古代・中世文学 京都
文学・歴史 佐伯 順子 同志社大学教授 比較文化学者、茶道 京都
美術史 榊原 吉郎 京都市立芸術大学名誉教授 日本近世・近代の美術史 京都
美術史 冷泉 為人 冷泉家時雨亭文庫理事長、京都美術工芸大学学長 京都
和歌 冷泉 貴実子 冷泉家時雨亭文庫 常務理事 和歌 京都
京文化 名和 修 陽明文庫・文庫長 京都
茶道・京文化 筒井 紘一 裏千家今日庵文庫長、茶道資料館副館長、京都府立大学客員教授 茶道研究家 京都
美術館 細見 良行 細見美術館館長 京都
美術館 田中 生流 平等院ミュージアム鳳翔館学芸員 学芸員 京都
芸術 松本 明慶 仏像彫刻 仏師 京都
芸術 杭迫 柏樹 書家、書道史家 京都
芸術 奥村 美佳 日本画家 京都
芸術 久谷 政樹 グラフィックデザイナー 京都
芸術 永田 萠 絵本作家 京都
芸術 ながた みどり イラストレーター イラスト 京都
芸術 南 久美子 イラストレーター イラスト 京都
芸術 中田 昭 写真家 京都
芸術 森 小夜子 人形作家 人形作家 京都
環境 森 孝之 自然環境学 京都
芸術 堀木 エリ子 和紙作家、株式会社堀木エリ子&アソシエイツ代表取締役 京都
建築 中西 哲也 裏千家、一般財団法人今日庵 一級建築士 茶室建築 京都
建築 末川 協 京町家再生研究会幹事、末川協建築設計事務所 京都
建築 小島 冨佐江 京町家再生研究会理事長 京都
伝統工芸 伊東 久重 有職御所人形司十二世伊東久重 京都
伝統工芸 面屋 庄甫 京人形司面庄十四世 京人形 京都
伝統工芸 森口 邦彦 重要無形文化財保持者、染色家 染色家 京都
伝統工芸 田畑 喜八 染織作家、社団法人日本染織作家協会理事長 染織作家 京都
伝統工芸 下出 祐太郎 京蒔絵師、伝統工芸士、京都産業大学文学部京都文化学科教授 京都
伝統工芸 吉岡 幸雄 「染司よしおか」5代目 染色史家・染色家 京都
伝統工芸 吉岡 更紗 「染司よしおか」6代目 染色史家・染色家 京都
伝統工芸 大西 清右衛門 十六代大西清右衛門 茶の湯釜 京都
伝統工芸 三木 啓樂 表悦 漆工芸作家 京都
京文化 濱崎 加奈子 公益財団法人有斐斎弘道館代表理事、専修大学文学部准教授 京都
京文化 坂本 孝志 NPO法人京都観光文化を考える会・都草特別顧問 京都文化・観光 京都
京文化 山中 恵美子 京まちや平安宮代表、同志社大学嘱託講師 京都
京文化 丘 真奈美 京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表 歴史作家 京都
生活文化 市田 ひろみ 服飾評論家 京都
生活文化 吉田 孝次郎 山鉾連合会元理事長 京都
生活文化 杉本 歌子 公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会学芸員 京都
生活文化 土居 好江 一般社団法人京すずめ文化観光研究所理事長 京都
生活文化 細辻 伊兵衞 十四世細辻伊兵衞 てぬぐい製造・販売 京都
生活文化 中川 典子 株式会社千本銘木商会常務取締役 木林学 京都
作庭 小川 勝章 御庭植治株式会社、植治次期十二代 作庭家 京都
植物 松谷 茂 京都府立植物園名誉館長、京都府立大学客員教授 植物学 京都
食文化 高橋 拓児 木乃婦三代目主人 京料理 京都
食文化 太田 達 有職菓子御調進所「老松」四代目当主 京菓子 京都
食文化 山口 富藏 株式会社「末富」社長 京菓子 京都
伝統芸能 田中 旭泉 筑前琵琶奏者 琵琶 岐阜
伝統芸能 大谷 祥子 京都
伝統芸能 三好 芫山 尺八奏者 尺八 京都
伝統芸能 桂 塩鯛 落語家 落語 京都
音楽 通崎 睦美 マリンバ奏者 マリンバ 京都
音楽 カズコ・ザイラー ピアノ ピアノ 京都
音楽 速海 ちひろ ハーピスト・ソプラノ ハープ、声楽 京都
朗読 朗読グループ「古都」 朗読 各地
朗読 山下 智子 京ことば源氏物語 朗読 京都
古典の日 山本 壯太 古典の日推進委員会ゼネラルプロデューサー 京都