Tカードプラス【SMBCモビット next】について徹底解説
SMBCモビットでは、以下の3つの機能が一体となった多機能型モビットカード「Tカードプラス(SMBCモビット next)」も用意しています。
・クレジットカード:三井住友カード株式会社が提供
・Tカード(Tポイント、Tマネー):株式会社Tカードが提供
カード1枚で、お金を借りるだけではなくショッピングもでき、カードローンやクレジットを利用することでTポイントも貯めることができるのです。(カードの向きを変えることで、ローンカードとクレジットカードを使い分けることができます)
ここでは「Tカードプラス(SMBCモビット next)」の審査や申込方法、Tポイントを含めた特典やサービス、付帯保険、カード発行までの流れ、返済方法、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
Tカードプラス(SMBCモビット next)の基本情報
カードローン機能、クレジットカード機能、Tカード機能に分けて、それぞれの「Tカードプラス(SMBCモビット next)」の基本情報を見ていきましょう。
SMBCモビットのカードローン基本情報
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」についているカードローン機能は、SMBCモビットが提供するローン機能になるため、基本情報は通常のモビットカードと同様になります。
申込資格 | 満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方で、SMBCモビットの基準を満たす方 ※アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も可 ※収入が年金のみの方は申込不可 |
金利 | 実質年率3.0%~18.0%(利用残高が100万円以上の場合は、実質年率15.0%) |
遅延損害金 | 実質年率20.0% |
限度額 | 1万円~800万円 |
入会金・年会費 | 無料 |
担保・保証人 | 不要 |
申込時の必要書類 | ・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど) ・収入証明書類(源泉徴収票、給与明細書、所得証明書、確定申告書など)※審査状況により必要 |
借入方法 | ・提携ATM借入 ・振込キャッシング ・スマホATM取引 |
Tポイント | 返済額のうち利息分200円につき1ポイント貯まる(会員専用サービス「Myモビ」からTポイント利用手続きが必要) |
クレジットカードサービスの基本情報
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」のクレジットカード機能は、三井住友カード(株)が提供しています。
申込対象者 | 満20歳以上のモビットカード会員(20歳未満、収入のない専業主婦や学生は申込不可) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | MasterCard(国内・海外・ネットショッピングでの利用も可) |
利用可能枠 | 10万円~80万円(総利用枠) 10万円~80万円(カード利用枠) 0~80万円(リボ払い・分割払い) |
キャッシング枠 | 入会時の設定不可(カード発行後に申込可能) |
支払方法 | 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い(3回~24回)、あとからリボ、マイ・ペイすリボ |
支払日 | 毎月15日締め、翌月10日払い |
付帯保険 | ・ショッピング補償(年間100万円までのお買物安心保険) ・会員保障制度 |
Tポイント | ・クレジットカード利用により200円で1ポイント貯まる ・Tポイント提携先でカード提示により100円or200円で1ポイント貯まる |
Tカードとしての基本情報
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」には、(株)Tカードが提供するTカード機能がついているため、カードローンの返済やクレジットカードでのショッピングのたびにTポイントを貯めていくことができます。
チャージしてTマネーとしても利用できるため便利ですね。
Tカードとしての機能 | ・Tポイントを貯める ・Tポイントを使う ・Tマネーチャージ(現金でのチャージのみ可能) ・Tマネーでの支払い |
Tポイントの貯まり方 | ・200円につき1ポイント貯まる(モビットカードの返済額のうち利息分に対して)※延滞中の返済はポイント付与の対象外 ・200円につき1ポイント貯まる(毎月のクレジットカード利用金額の合計に対し) ・100円or200円につき1ポイント貯まる(Tポイント提携先でカード提示)※提携先によりポイント還元率が変更 ・200円につき1ポイント+100円or200円につき1ポイント ダブルで貯まる(Tポイント提携先でクレジットカード払い) |
Tポイントの使い道 | ・ショッピング支払い時にカード提示(1ポイント=1円として使用可能) ・ネットショッピングの決済 ・商品と交換、抽選にエントリー、ゲーム、募金などに利用 |
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査について
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」は、SMBCモビットの審査と三井住友カードの審査という、2段階の審査を行っています。
両方の審査に通過できないと「Tカードプラス(SMBCモビット next)」を受け取ることはできませんが、SMBCモビットの審査だけ通過した場合は通常の「モビットカード」は受け取ることができます。
モビットカードだけ発行された場合はクレジット機能を利用できませんが、借入ができますし、借入の返済を行うことでTポイントも貯めることができます。
モビットカードとしてのSMBCモビットの審査
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」へ申込を行うと、まずモビットカードを申し込んだ時と同じようにSMBCモビットの審査が行われます。
SMBCモビットの審査では以下のような点をチェックしています。
・収入に対しての借入希望額が妥当か(年収の3分の1以内か)
・個人信用情報を照会し、過去や現在の返済状況・借入状況に問題がないか
・勤務先へ電話をかけ確実に在籍しているか確認
・虚偽の申告がないか返済能力に問題がないか
など
審査難易度としては、大手消費者金融としては平均的だと言えるでしょう。
誰でも通過できるような簡単なものではありませんが、収入や個人信用情報に問題がなければそれほど恐れる必要はありません。
モビットカードの審査に通過できると、モビットカード会員として「モビットカード」を発行してもらえます。
「モビットカード」だけでは、クレジットカードとして利用することはできませんが、カードローンとして借り入れが可能になります。
モビットカードは郵送ではなくてもローン契約機で受け取ることもできますし、カード受取前でも審査に通過していると振込でお金を借りることもできるため、早ければ申し込んだその日のうちに借り入れをスタートできるでしょう。
クレジットカードとしての三井住友カードの審査
クレジットカードの機能は三井住友カード(株)が提供しているため、SMBCモビットの審査が終了してから三井住友カードの審査も行われます。
SMBCモビットで行った時と同じように、三井住友カードでも本人確認や在籍確認等が行われるため、本人確認書類や審査状況に応じて収入証明書類の提出が必要となります。
三井住友カードと聞くと三井住友銀行と同様、三井住友フィナンシャルグループの傘下の会社となるため、「銀行系のクレジットカード?」「審査難易度が高いのでは?」と思う方も多いかもしれませんね。
確かに、三井住友カードの審査難易度は決して低くはないと言われています。
実際、SMBCモビットの審査に通過したけれど、三井住友カードの審査に通過できなかったという口コミもありました。
しかし、「Tカードプラス(SMBCモビット next)」は、消費者金融SMBCモビットとの提携カードで、さらにTカードの機能も付帯されている特殊なカードとなるため、純粋な銀行系カードとは少し異なると言えるでしょう。
また、いくら審査難易度が低くはないと言っても、ゴールドやプラチナのようなステータスカードへの申込ではないため、以下のような点に問題がなければ、審査通過もそれほど難しいものではないと思います。
・個人信用情報に問題がないこと
・多重債務、多重申込ではないこと
・申込内容に虚偽の申告がないこと
・過去に三井住友カード発行のカードで遅延や延滞などの問題を起こしていないこと
・過去に三井住友カードの審査に落ちていないこと
など
不安な場合は、「他社からの借り入れを減らしたり完済・解約などをする」「同時に他社への申込をしない」「申告内容は正確に入力する」など、可能な限りの対策をしておくといいでしょう。
また、過去に返済を遅延したことがあるという方は、個人信用情報に登録されていないか自分で照会して確認しておくと安心ですね。(3か月以上の延滞だと登録される可能性が高いですが、数日の遅延では登録されないことが多いです)
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」は、SMBCモビットの審査と三井住友カードの審査が終了して初めて発行されることになるため、Tカードプラス受取までは申込から1週間程度はかかってしまうでしょう。
Tカードプラス(SMBCモビット next)の特典・サービス
Tカードプラス(SMBCモビット next)は入会金・年会費無料
通常のモビットカードはもちろんのこと、クレジットカード機能付きの「Tカードプラス(SMBCモビット next)」も入会金や年会費は一切かかりません。
三井住友カードが発行するクレジットカードは、一定条件(年に1回以上カード利用など)をクリアすると年会費が無料になるものが多いのですが、Tカードプラス(SMBCモビット next)の場合は、条件なしで年会費は永年無料です。
すぐに利用する予定がなくても、万が一の時のために作って持っていても損はありませんね。
選べるデザイン
Tカードプラス(SMBCモビット next)には、シルバーとブラックの2種類のカードデザインが用意されています。
ブラックのデザインはブラックカードのような高級感があり、一見ローンカードとわかりにくいものとなっています。
一方、シルバーのデザインは正面に「SMBC Mobit」と表示されているので、別のカードと間違えて使ってしまう心配がありません。
他の人からローンカードと思われたくない場合はブラックを、他のカードとはっきり区別したい場合はシルバーを、というように希望に合わせて選択するといいでしょう。
カードローン・クレジットカード利用等でTポイントが貯まる
カードローンの返済をしたり、クレジットカードを利用したり、Tポイント提携先(お店、レストラン、ガソリンスタンド、ホテルなど)でカードを提示することで、Tポイントを貯めていくことができます。
Tポイント提携先でクレジット払いにすると、クレジット利用によるポイントとカード提示ポイントがダブルで貯まるため、お得です。
<Tポイントの貯まり方>
カードローン | 返済額の利息200円につき1ポイントのTポイントが貯まる |
クレジットカード | カード利用金額200円につき1ポイントのTポイントが貯まる |
カード提示 | Tポイント加盟店でカード提示により、100円or200円につき1ポイントのTポイントが貯まる(還元率は提携先により異なる) |
Tマネー利用 | 月間累計利用金額500円につき1ポイントのTポイントが貯まる |
Tサイトの活用 | くじ引き、クイズに挑戦、キャンペーン参加などによってTポイントが貯まる |
他社ポイントの交換 | 他社ポイントをTポイントに交換して貯める(ANAマイル、NTTグループカードポイント、ENEOSカードポイント、Gポイント、JRキューポ等をTポイントへ交換可能) |
<Tポイントについて>
Tポイントの有効期限 | 最終利用日(貯める、使う、交換する)から1年間 |
Tポイントの使い道 | ・Tポイント加盟店(ネットショップも可)で1ポイント1円として支払いに利用 ・商品へ交換(映画GIFT、写真プリント、グルメカタログギフト、コンパクトバッグ、食器、フライパン、温湿度計、コーヒーメーカー等、700点以上の商品との交換が可能) ・Tポイント募金(1ポイント=1円として、希望の団体へ寄付可能) ・Tポイント投資(1ポイント=1円として、1ポイントから資産運用可能) ・他社ポイントへ交換(ANAマイル、JRキューポ、HAPPY GOポイント等へ交換可能) |
Tポイントを貯めるには | 会員専用サービス「Myモビ」からTポイント利用手続きが必要 |
Tマネーの利用も可能
Tカードプラス(SMBCモビット next)には、Tカード機能がついているため、電子マネーの「Tマネー」として利用することもできます。
数百円程度の支払いにクレジットカードを利用するのは躊躇う、という方も多いかもしれませんが、Tマネーなら少額の支払い時、気軽に利用しやすいですね。
<Tマネー利用について>
Tマネーチャージ・利用可能な加盟店 | 全国約23,000店舗(ファミマ、ウエルシア、ハックドラッグ、TSUTAYA、蔦谷書店、カメラのキタムラ、吉野家などのT-MANEYのマークがついた店舗で利用可能) |
Tマネーチャージ方法 | 加盟店のレジで、Tマネー加盟店でTカードプラス(SMBCモビット next)を提示し現金チャージ ※クレジットチャージ、オートチャージは不可。チャージ方法は現金のみ。 |
チャージ単位 | 1,000円単位で可能(最大30,000円まで) |
Tマネー有効期限 | 最終利用日から10年間 |
Tマネー残高確認方法 | ・T会員ネットサービス登録を行い、Tサイトからログインし確認 ・Tカードサポートセンターへ電話で確認 |
Tマネー利用時のTポイント | 月間累計利用金額500円(税込み)に対して1ポイント貯まる ※Tマネーへのチャージはポイント付与対象外 |
スマホで決済も可能
スマートフォンにTカードプラス(SMBCモビット next)を設定すると、「iD」のマークのある加盟店で、スマホをかざすだけで決済できるようになります。
カードを提示する必要もなく、小銭なども不要、事前チャージも不要で、その場でスマホだけで決済が完了するのでスピーディーですね。
それぞれのデバイスに合わせて設定しておくと便利でしょう。
iPhoneなどiOSのデバイス | Apple Payにカードを設定 |
Android OSのデバイス | Google Payにカードを設定 |
SMBCモビット会員専用の「Myモビ」・三井住友カード会員専用の「Vpass」が利用可能
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」の会員になると、同時にSMBCモビットと三井住友カードそれぞれの会員になるため、それぞれの会員専用サービスを利用できるようになります。
「Myモビ」も「Vpass」もカードに関する様々な手続きをネット上で行うことができるため、便利です。
・利用状況照会
・取引履歴照会、契約内容照会
・振込キャッシング
・インターネット返済
・Tポイントサービス
・増額審査申込
・返済方法の変更、返済時の振替口座変更
・約定支払日の変更
・支払予定日の登録
・登録内容の変更
・ユーザーID、インターネットパスワード変更
・カード紛失、盗難の連絡
・本人確認書類等の提出
・返済シミュレーション
・借入、返済相談
・提携ATM一覧、ローン契約機検索
・Myモビメッセージ
など
<Vpassのサービス>
・支払金額、利用明細の確認
・カード利用枠の照会
・カード利用枠の引き上げ申請
・支払方法の変更
・カード情報の照会、変更(氏名変更、住所変更、電話番号変更など)
・カードの紛失、盗難時のカード停止手続き
・カード再発行申込
・三井住友ETCカードの申込
など
Tカードプラス(SMBCモビット next)のETCカード発行サービス
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」の会員は、有料道路の料金所通過時に便利なETCカードを発行してもらうこともできます。
<三井住友ETCカードの条件>
年会費 | 初年度無料、2年目以降550円(税込み)が必要(前年に1回以上のETCカード利用があれば、次年度も無料) |
発行手数料 | 無料 |
申込方法 | インターネットサービス「Vpass」から申込 |
発行枚数 | 1枚の本カードに対して1枚発行 |
ポイント | 200円の利用につき1ポイントのTポイントが貯まる |
利用代金支払方法 | クレジットカード利用分の支払口座から自動引き落とし |
Tカードプラス(SMBCモビット next)の付帯保険
Tカードプラス(SMBCモビット next)のショッピング補償
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」で購入した商品が壊れたり盗まれた場合に補償してくれる「ショッピング補償(お買物安心保険)」が付帯されています。
1回払いや2回払い、ボーナス一括払いにすると補償されないので、高額な商品を購入する場合は3回以上の分割払いやリボ払いにすると安心ですね。
<ショッピング補償の条件>
補償限度額 | 100万円まで |
対象となる利用 | 海外・国内での、リボ払い・3回以上の分割払い利用時 ※事故日後の「あとからリボ」「あとから分割」は対象外 |
自己負担額 | 1事故につき3,000円 |
補償対象期間 | 購入日からはじまり、購入日の翌日から200日間(毎年6月1日~翌年5月31日までの期間で、カード会員が購入した商品が対象) |
Tカードプラス(SMBCモビット next)の会員保障制度
国内外でのカードの紛失や盗難などにより不正利用された場合も、届出日の60日前までさかのぼり、三井住友カードが損害分を補償してくれます。
紛失や盗難に気づいたら、速やかに三井住友カード紛失・盗難受付デスクへ連絡しましょう。
連絡後すぐにTカードプラス(SMBCモビット next)の利用停止手続きを行ってくれますし、希望するとカードの再発行をしてもらえます。
再発行カードは1週間~2週間程度で簡易書留で送られてきますが、再発行手数料が必要になります。
0120-919-456
受付時間:24時間、年中無休
モビットカードからTカードプラス(SMBCモビット next)へ切替について
すでにモビットカードを持っている方は、後からTカードプラス(SMBCモビット next)に切り替えることもできます。
この場合は、SMBCモビットの審査がすでに終了しているため、「Myモビ」からTカードプラスの申込を行い、三井住友カードの審査を受けることになります。
三井住友カードの審査に無事通過できると、Tカードプラス(SMBCモビット next)を受け取ることができます。
・Tカード機能付きのモビットカードを持っている場合は、会員専用サービス「Myモビ」からTポイント利用手続きを行わないと、旧モビットカード(Tカード機能付き)にTポイントが貯まっていくので注意
・すでにTカード機能付きモビットカードにTポイントが貯まっている場合は、Tカードプラス(SMBCモビット next)にTポイントをまとめる手続きが必要。
・Tカードプラスを受け取り次第、すでに持っているモビットカードの利用ができなくなるため、裁断し破棄。
モビットカード申込から「Tカードプラス(SMBCモビット next)」発行までの流れ
②SMBCモビットの審査
③審査完了後、モビットカード発行
④カードローン利用開始
⑤会員専用サービス「Myモビ」から「Tカードプラス(SMBCモビット next)」へ申込(三井住友カードのサイトへ遷移)
⑥三井住友カードの審査
⑦審査完了後、クレジット機能付きの「Tカードプラス(SMBCモビット next)」発行(郵送で受け取り)
⑧「Tカードプラス(SMBCモビット next)」で、カードローン・クレジット利用開始
Tカードプラス(SMBCモビット next)の申込方法
モビットカードの審査完了後、「Tカードプラス(SMBCモビット next)」へは「Myモビ」から申込むことになります。
「Myモビ」からTカードプラス(SMBCモビット next)の申込画面に進むと、三井住友カードのサイトへ遷移するため、以下の流れで手続きを行いましょう。
※Tカードプラス(SMBCモビット next)へ申し込むためには、その前にモビットカードの申込を行い、審査に通過しておく必要があります。モビットカードの申込や審査については「SMBCモビットの審査申込方法や流れ・借り方・必要書類まとめ」をご確認ください。
②三井住友カードのサイトへ遷移し「個人情報の取り扱いに関する重要事項」や「会員規約」を確認、同意
③申込情報(氏名、生年月日、性別、メールアドレス、住所、電話番号、勤務状況、利用代金支払口座など)の入力
※モビットカード申込時に入力した一部の情報はそのまま反映されるので、全て入力する必要はありません。
④勤務先の情報(住所、電話番号、資本金、従業員数、入社年月など)について入力
⑤入力内容確認
⑥支払口座の設定(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、インターネット専業銀行、一部の地方銀行指定の場合)
※インターネットで支払口座を設定しない場合や、上記以外の口座を指定したい場合は、後日支払口座届を郵送で提出
三井住友カードに確認したところ、「Tカードプラス(SMBCモビット next)」は、「Myモビ」からクレジットの申込完了後、最短5営業日で発送されるとのことでした。
そのため、自宅に届くのはクレジットカード申込から1週間程度ではないか、とのことです。
その前にモビットカードの申込を行い、審査に通過する必要があるため、モビットカードの申込をスタートとして考えると、「Tカードプラス(SMBCモビット next)」受け取りまでは1週間~10日程度かかることもありそうです。
ただし、モビットカードについては即日発行※も可能なので、借入はもっと早い段階でスタートできますし、SMBCモビットと三井住友カードそれぞれの審査がスムーズに進むともっと早い段階でTカードプラスを受け取れることもあるでしょう。
※三井住友銀行のローン契約機なら即日でカード発行
Tカードプラス(SMBCモビット next)申込時の必要書類
モビットカードの申込としても、クレジットカードの申込としても、以下のような本人確認書類が必要になります。
また、審査状況によっては収入証明書類が必要になる場合があります。
審査は別々に行われるため、それぞれ2つずつ用意する必要があります。
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
など
<収入証明書類>
・源泉徴収票
・給与支払明細書(直近2か月分)
・確定申告書
など
<追加書類>
確認書類の住所と現住所が異なる場合は、現住所記載の以下のような書類も必要になります。
・公共料金の領収書(電気、都市ガス、水道、NHK受信料)
・社会保険料の領収書
・国税、地方税の領収書や納税証明書
Tカードプラス(SMBCモビット next)受け取り後の手続き
①モビットカードの破棄
「Tカードプラス(SMBCモビット next)」が到着すると、すでに発行されていたモビットカードは利用できなくなります。カードローン機能についてはTカードプラスに付帯されているため、Tカードプラス受け取り後、モビットカードは自分で裁断し破棄しましょう。
②カード裏面にサイン
カード裏面の署名欄に油性ペンでサインしましょう。このサインがないと、紛失や盗難時、損害分を補償してもらえないことがあります。
③カード受け取り後の問い合わせ先
カードローン、クレジット、Tポイントそれぞれの提供元が異なるため、カード受け取り後に何か気になることがあれば、それぞれの提供元へ確認しましょう。
問い合わせ先:(株)SMBCモビット
モビットコールセンター:0120-24-7217
受付時間:9時~18時(元日を除き、年中無休)
<クレジットカードについて>
問い合わせ先:三井住友カード(株)
三井住友カードFOR YOUデスク:0570-004-980
受付時間:9時~17時(12月30日~1月3日を除き、年中無休)
<Tポイント・Tマネーについて>
問い合わせ先:Tカードサポートセンター
Tカードサポートセンター(メールサービス)
Tカードプラス(SMBCモビット next)の支払方法
Tカードプラス(SMBCモビット next)の場合、カードローンの返済と、クレジットカード利用分の支払いは別々になります。
支払期日も支払方法もそれぞれ異なるので注意が必要です。
<カードローンの返済条件>
カードローンの返済については、通常のモビットカードの返済と同じになります。
返済日 | 5日、15日、25日、末日から選択 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式(リボ払い) |
返済方法 | ・提携ATMから返済(三井住友銀行ATMは手数料無料、その他は有料) ・Famiポート返済(手数料無料)※ファミリーマートATMからの返済は手数料有料 ・口座振替で返済(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のみ) ・銀行振込で返済(振込手数料が必要) ・インターネット返済(インターネットバンキングの口座が必要、手数料無料、月10回まで利用可能) |
返済回数・期間 | 最長60回(5年) ※合理的な理由がある場合は最長106回(8年10か月) |
最低返済金額 | 4,000円(10万円以下) 8,000円(10万円超過、20万円以下) 11,000円(20万円超過、40万円以下) 13,000円(40万円超過、50万円以下) 16,000円(50万円超過、60万円以下) 18,000円(60万円超過、70万円以下) 21,000円(70万円超過、80万円以下) 24,000円(80万円超過、90万円以下) 26,000円(90万円超過、100万円以下) |
<クレジットカードの支払条件>
クレジットカードの支払いについては、ネット上で「リボ払い専用」や「初期設定でリボ払いになっている」という口コミがあったので、三井住友カードに電話で確認してみたところ、次のような回答をいただきました。
申込の際にマイ・ペイすリボの設定を行わなければ、レジで指定した通りの支払回数になるようです。
アコムで発行している「ACマスターカード(カードローン付きクレジットカード)」のようにリボ払い専用カードではないようなので、リボ手数料を支払いたくない場合は安心ですね。
締め日 | 毎月15日 |
支払期日 | 翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日) |
支払方法 | 口座からの自動引き落とし |
支払回数(選択可能) | ・1回払い(手数料不要) ・2回払い(手数料不要) ・ボーナス1回払い(手数料不要) ・分割払い(回数:3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回、手数料率:12.0%~14.75%) ・リボ払い(手数料率:15.0%) |
クレジット利用分のボーナス一括払いについて
夏や冬のボーナス時期にまとめて支払う方法です。
夏(12月16日~6月15日の利用分) | 8月10日に支払い |
冬(7月16日~11月15日の利用分) | 翌年1月10日に支払い |
クレジット利用分のリボ払いについて
「買い物時にリボ」「あとからリボ」「マイ・ペイすリボ」の3種類のリボ払いが用意されています。
①買い物時にリボ払い
買い物の際に、レジにてリボ払いを指定すると、毎月の支払額をほぼ一定にすることができます。カードを使いすぎた月も支払額は変わらないので安心ですね。
②あとからリボ
1回払い・2回払い・ボーナス一括払いを指定し買い物をした後で、支払方法をリボ払いに変更できるサービスです。
購入時には大丈夫と思っていても、後から支払いが難しくなることもあるでしょう。
こんな時「あとからリボ」で変更できると助かりますね。
また、リボ払いを指定できない店舗での買い物時でも、「あとからリボ」によって、リボ払いに変更できます。
③マイ・ペイすリボ
あらかじめ設定しておくと、1回払いの利用分が全てリボ払いになるサービスです。
レジでリボ払いを指定したり、あとからリボ払いへの変更手続きを行う必要もないので、便利です。
支払金額も最低金額以上であれば自分で自由に決めることができ、その都度減らしたり増やしたりできるため、自分のペースで支払っていくことができるでしょう。
<マイ・ペイすリボの条件>
最低支払金額 | 5,000円 |
設定可能金額 | 最低支払金額から、10,000円以上10,000円単位で変更可能 |
レジで1回払い指定の場合 | 自動的にリボ払いになる |
レジで2回払い・ボーナス一括払い・分割払い指定の場合 | 指定の支払方法になる |
1回払い利用合計が設定金額の範囲内の場合 | 1回払いになる(設定金額を超えた場合に、自動的にリボ払いになる) |
リボ払いの対象外の支払い | ・キャッシングリボ、ローン返済金、情報誌購読料、年会費など ・エステティックサロン、パソコン教室、語学学校などの加盟店での利用分(1回払いになる) |
Tカードプラス(SMBCモビット next)のメリット・デメリット
・年会費永年無料
・1枚のカードで、カードローン、クレジットカード、Tカードとして活用可能(複数のカードを持ち歩く必要なし)
・カードデザインはシルバーとブラックの2種類用意(希望により選択可能)
・通常のモビットカードよりもクレジットカードに近いデザインになるため、借り入れしていることがバレにくい
・カードローンの返済やクレジット利用によって、Tポイントが貯まる
・チャージしてTマネーとしての利用も可能
・Apple PayやGoogle Pay等にカードを設定し、iD加盟店でスマホ決済も可能
・三井住友ETCカードの発行も可能(年に1回でも利用すると年会費も無料)
・ショッピング補償付帯
・国際ブランドがMasterCardなので海外での利用も便利
<Tカードプラス(SMBCモビット next)のデメリット>
・SMBCモビットと三井住友カードそれぞれの審査が行われる(両方の審査に通過できないとTカードプラス(SMBCモビット next)を取得できない)
・必要書類を2つ用意し、SMBCモビットと三井住友カードそれぞれへ提出が必要
・クレジットカード機能の中のキャッシング枠は、カード申込時に設定できない(カード受け取り後、申込可能)
・家族カードの発行は不可
・カードローンとクレジットカードの機能が両方あるため、支払方法も別々になる(それぞれの返済日、返済方法が異なるので、忘れないよう注意が必要)
・ローンカードがメインになるため、クレジットカードとしてのメリットが少なめ(旅行傷害保険の付帯なし、Vポイントも貯まらない)
・モビットカード会員しか申込ができない
・Tマネーへのチャージは現金のみ(クレジットチャージ、オートチャージ不可)
・国際ブランドはMasterCardのみで、VISAやJCBなどの選択不可